2020-01-01から1年間の記事一覧

学ぶということ

2020年も終わりですな。 僕は今年、「寝る前に1ページでも1文字でもいいから本を読む」ということを習慣づけようと頑張りました。 その結果、1年で90冊近く読めた。 これまで年間1~2冊しか読んでなかった僕からしたら快挙。読書家の人は100冊とかザラなんだ…

死を語り合うこと

『クリスマスイブだっていうのに、なんつータイトルだ…』と思われるかもしれないが、仕方ない。今日はこれを書きたくなったのだから。 時折、奥さんと「死」について語り合うことがある。 ちなみに、僕は免許証の裏側の臓器提供について、”眼球”を除いて、全…

変わるを受け入れると進化する

自分に関わらず、周りの環境、社会、文化、地域、気候、人間、すべての物事が毎日毎秒変わっていく。 変化していく毎日に適応できず、適応できない自分を正当化し、自分以外が変化していくことに文句を言い始めると、「老化」に一歩を足を踏み入れたのではな…

諸行無常

『万物は全て変わりゆくもの』 「万物」はなんて書き方をすると、厳かなイメージを勝手に持って、「自然界」みたいなイメージをするかもしれないけれど、決してそんなことはない。 僕達は当たり前のように文明社会に属し、その文明社会の中で当たり前のよう…

四季と共に生きる民

日本には我慢を美徳とする考え方があるような気がする。 我慢というか、耐え忍ぶというのかな? 僕自身はその傾向が強くて、我慢するとその分自分が磨かれるとさえ思っているほどだ。 自分は長男だから、「お兄ちゃんなんだから〇〇~」と言われた生育環境も…

ゲーム脳がくれたもの

一つ前の記事の「夢中になる」といった考え方の続き。 僕は社会人になるまで、ほぼほぼ毎日のようにテレビゲームにのめり込んでいた。 テレビゲームに夢中だった。毎日のようにモンスターボールを投げたり、モンスターを倒したりしていた。 親からも何度も怒…

夢中になれる力を、努力と呼ぼう

「成功している人に努力をしていない人はいない。」という。 「努力は誰でも出来るものではなく、努力は才能である。」という。 「1万時間すれば、どんなものでも一流になれる。」という。 以前にも書いたかもしれないけれど、繰り返したり継続することが何…

2020立冬

冬ですな。雪が降り始めました。 今回のまとめとして思うことは、「信じる」ということの価値。 全てにおいて、信じるということがベースになっている。 価値にしてもそう、自分の生き方にしてもそう。 何かを信じていないと、行動することすら出来ない。 自…

自立と自律

子どもの教育に関わる仕事をしていると、 「子ども達の”じりつ”を促すために…」みたいなフレーズがよく出てくる。 恐らく大半の人は”自立”をイメージしていると思うのだけど、僕は”自律”もあると思っていて、似通った2つの”じりつ”がそこには混在していると…

前向きに死ぬ

『何のために生まれて 何をして生きるのか わからないまま終わる そんなのは嫌だ』 みなさんご存じ「アンパンマンのマーチ」の一節。 昔はこれを聴いて、「そうだよな、何となく時間を過ごして生きて、何となく死にたくないよな。」と胸を熱くしたものだった…

何かを信じる、己を信じる

この世は「信頼感」が全てだ。 「信頼感」という単語は「信用」だったり、「信じる事」だったり、それに類する言葉に置き換わってもいい。 『金が全て』という言葉もある意味”お金”という価値に大きな信頼を置いているからこそ、生じる言葉であろう。 もちろ…

ハイブリッド脳みそ

今年はコロナの影響でお給料が減ったので、農家さんのアルバイトに時々お世話になっている。 農家さんの仕事ってのは、まさにロボットに近い。素早く、効率的に、なるたけ数をこなす。 対して、僕の普段の仕事が「子ども達のやりたいことを応援すること」だ…

認めることが対話となる

断続的に外国人のボランティアさんが遊びに来てくれている。 彼はほとんど日本語が喋れなく、ほとんど英語が喋れない僕ともなんとなくでコミュニケーションを取っている。 しかし、そんな彼に子ども達はお構いなしでいつものように日本語で語りかけ、ある子…

雨と五感

僕はとてもとても雨という天候が好きでして、雨を見るのも、音を聴くのも、打たれるのも好きなわけです。 僕が普段過ごしている森のようちえんは池や川と言った水資源がないので、好き放題に水を使えるのが「雨」だけだったりする。 それが故に、ウチの子ど…

わかりやすい言葉の弊害

SNSが普及して、世界中の誰もが発信できるようになった、全人類総発信の時代が来ている。 その中で、自分の書いたものを受け取ってもらい、「いいね!」してもらって”承認欲求”を満たすために、それぞれが試行錯誤している。 僕が思うに、「いいね!」しても…

食わず嫌い

先日、一緒にご飯に行った人が、とてつもない野菜嫌いだった。 特にキュウリが嫌いらしく、例えばサラダにキュウリが入っていたら、キュウリを避けて食べればいいという話ではなく、キュウリのエキス的なものが染み出ているから、そのサラダは食べれないらし…

失敗は成功のもと

「失敗は成功のもと」と言うが、実際そんな体験をした人がどれだけいるだろうか? 僕たちは小学校という組織に属した時点から、少なくとも10年近くは点数に評価される「当たり前」の沼に浸かる。 点数は高ければ高いほどよく、低ければ低いほど悪い。 点数は…

奪っていい命

野外で遊んでいると、絶対と言っていいほど「草花を摘む」という場面が出てくる。 抜いた草を物に見立てておままごとをしたり、草かんむりを作ったり、手にすることでじっくりと観察したり。 しかし、大人達の心の中には抜いていい花と抜いてはいけない花が…

「できる」と見るか、「できない」と見るか

人間は完璧を求める。 下手したら、自分のことを完璧だと思い込んでいる。 個人的には、この地球の頂点に立っていると勘違いしているが故に生じている、優越感ではないかと考えている。 この完璧主義があるゆえに、人は短所の粗探しが得意だ。 加えて、完璧…

信頼感がこの世の全て

最近、信頼感についてよく考える。 きっかけはどうすれば子ども達とコミュニケーションをスムーズに取ることが出来るか?と考えたこと。 怒ったり、命令したり、支配的なアプローチはあまり生産性がなく、真に言葉を心に届けることが出来ない。 それよりも大…

2020立秋

せっかくだから、四季で区切ってみようと思った。 ちなみに「立夏」は5月5日。気づいた時には過ぎ去っていた。 このブログを初めて4ヶ月。なかなか続いてると思う。 自分ではすごいことだと思ってる。 続けてて思うことは、自分は胸に秘めてるものが結構あっ…

betterを選ぶ

人生は選択の連続だ。 ほぼほぼ意識して生活していないけれど、朝起きるところから寝る所まで、ずっと選択し続けている。 二度寝するのか。歯を磨くのか。米を食べるのか、パンを食べるのか。 こんな選択が毎日毎日行われている。 しかも、選択するというこ…

些細な思いやりを積み重ねる

もう何度も書いているように、僕たちは毎日のように何かしらの人間関係に頭を抱え、行き詰まりを感じている。 でも、もしかすると、人間関係を円滑に進めるのは実はとってもシンプルなのかもしれない。 『相手が言ってもらいたいこと言い、やってもらいたい…

手を伝う、手伝い

「生理的早産」という言葉がある。 例えば、生まれたての小鹿がヨロヨロしながらも立ち上がるシーンを見たことがあるだろうか? 小鹿はものの数分もしない内に立ち上がり、1時間も経たぬ内に、辺りを走り回る。 対して人間は、もちろん生まれたての時点では…

コミュニケーションから逃れられない

人間は力がとびきり強いわけでもなく、空を飛べたり特別な能力があるわけでもなく、地球上に70億にも増えて、とびきりのスピードで繁栄してきている。 特別な力がなく、なぜここまで繁栄出来たか? 脳みそが大きかったからってのも一つだと思うけど、脳みそ…

お金は想いだ

「金を稼ぐ」って言葉があまり好きじゃない そう言う人は、お金って勝手に湧き出てきてるものって考えてるのかな?なんて思ったりもする。 もちろん、一番初めは印刷するところからだから、ある意味勝手に湧き出てるのかもしれないけれど、基本的にお金って…

利己的な人などいない

生き物は自分という個体が幸せであればいいという、生き方をしているものが多い気がする。 でも、知能が発達した生き物であるほど、自らの命だけでなく、我が子を守ろうとし、家族を守ろうとし、グループを守ろうとし、同種を守ろうとし、他種を守ろうとする…

心の火を灯し続ける

前回の記事で”自己中心”に触れたけど、全ての人が自分の意志を持って生きているわけで、ここの線引きはめちゃくちゃ難しいです。 これまでにも、「やりたい!」って想いを育てないと指示待ち人間の劣化版ロボットになってしまうとか書いたけど、その「やりた…

ウイルス vs ウイルス

前回の記事から、なぜバイキンマンは殴り飛ばされてしまうのだろう?と考えていた。 単純に自己中心的だからだ。自分の望みだけのために動くがゆえに、誰かを傷つけてしまい、アンパンチされる。 だから、前回の記事は「自己中心的じゃ上手くいかないよ?」…

雨が悪い天気だと、誰が決めた?

外で仕事をしている人は、天気予報に敏感な人が多いのではなかろうか? 僕がやっている野外保育もそう、農業といった第一次産業もそう。 何故かというと、雨が降ることで出来ること出来ないことがバシッと分けられてしまうから。 ウチのケースだと、雨だと外…