大人とか子どもとか

保育、教育に関する記事を書く機会があって、それを書いていると「大人」、「子ども」というワードによくぶち当たった。 なんとなくでこの2つを使い分けて書いていたわけだが、根っこのところでは、 「大人だから〇〇」だとか、「子どもだから〇〇」なんて…

輪廻転生

また小地球からの気づきです。 僕達人間を含め、全ての生き物、有機物も無機物も地球上に存在するものは、全てが100%地球産だ。 そして、それらすべてが役割を失った時、すべてが地球に還っていく。 有機物であれば、それらは分解者に見えないサイズにまで…

小地球

前回の記事で、子どもや人間のことを「小さな地球」と例えたのが、すごく胸に引っかかっていて、色々なことを考えるきっかけになった。 僕たちの体は100%地球で作られたものだ。 卵子と精子が合体して、命の元が出来た。 その卵子と精子の元もこの地球で生…

子どもは天災だ

当たり前の話だけど、人間は地球から生まれた生き物だ。 そして、生き物の中でも動物というカテゴリーに属している。 どうも僕たちは「人間」と「動物」と分けたがる性分を持っているけれど、根源的に僕たちは「動物」である。 じゃあ、人間ってなんなんだ?…

二足の草鞋

コロナが教えてくれたことの一つに、「収入源を1つにしない」ってのがあるんじゃないかと思う。 新型コロナウイルスの登場により、あらゆる業界の業績が悪くなって、あちらこちらでリストラや倒産が多く見られた。 そういった働き先がなくなると生まれるの…

2021立春

春です。こちらはまだまだ雪景色ですが… 今回のまとめとしては、「変わる」ということかな。 ただし、「変わらなければならない」とか、「変わるべき」とかではなくて、「変わりたい」が起点となっているかどうか。 でも、「変わりたい」って想いを自分の中…

今を学ぶ

前回のプレ教育の話の続き。 未来の不安から、どうせその未来に至った時に学ぶことを先取りして学ばせるのが、プレ教育だと話した。 それは子どもの人生にレールを敷いてしまうようなことであり、レールを進んできただけの人間は自分主体の人生を進むのは難…

プレ教育について

「プレ教育」なんて書き方をすると、「なんだそれ?」と思うかもしれないが、ほとんどの日本人はその術中で生きてきているんじゃないだろうか? 未満児は「年少さんになったら、こういうことしなきゃいけないんだよ。」 年長児は「小学生になったら…」 小学…

習慣が人を作る

元々、ルーティンってやつが好きで。 でも、なんで好きかはわからなくて。 好きといっても、そのルーティンが崩れると、狂いそうになるとかそういう類ではなかった。 最近、モーニングルーティンってやつをめっちゃ意識して取り組んでいる。 ①起床 ②歯磨き ③…

誠実さ

いつ書いたか覚えてないけれど、「信頼感が全てだ。」と書いた。 物事の価値観であったり、人が人を動かす原動力であったり。 「人を動かす=社会・世界を動かす」可能性もあるわけで、やっぱりこの世の全てだと思う。 じゃあ、信頼感ってどうやって培われて…

学ぶということ

2020年も終わりですな。 僕は今年、「寝る前に1ページでも1文字でもいいから本を読む」ということを習慣づけようと頑張りました。 その結果、1年で90冊近く読めた。 これまで年間1~2冊しか読んでなかった僕からしたら快挙。読書家の人は100冊とかザラなんだ…

死を語り合うこと

『クリスマスイブだっていうのに、なんつータイトルだ…』と思われるかもしれないが、仕方ない。今日はこれを書きたくなったのだから。 時折、奥さんと「死」について語り合うことがある。 ちなみに、僕は免許証の裏側の臓器提供について、”眼球”を除いて、全…

変わるを受け入れると進化する

自分に関わらず、周りの環境、社会、文化、地域、気候、人間、すべての物事が毎日毎秒変わっていく。 変化していく毎日に適応できず、適応できない自分を正当化し、自分以外が変化していくことに文句を言い始めると、「老化」に一歩を足を踏み入れたのではな…

諸行無常

『万物は全て変わりゆくもの』 「万物」はなんて書き方をすると、厳かなイメージを勝手に持って、「自然界」みたいなイメージをするかもしれないけれど、決してそんなことはない。 僕達は当たり前のように文明社会に属し、その文明社会の中で当たり前のよう…

四季と共に生きる民

日本には我慢を美徳とする考え方があるような気がする。 我慢というか、耐え忍ぶというのかな? 僕自身はその傾向が強くて、我慢するとその分自分が磨かれるとさえ思っているほどだ。 自分は長男だから、「お兄ちゃんなんだから〇〇~」と言われた生育環境も…

ゲーム脳がくれたもの

一つ前の記事の「夢中になる」といった考え方の続き。 僕は社会人になるまで、ほぼほぼ毎日のようにテレビゲームにのめり込んでいた。 テレビゲームに夢中だった。毎日のようにモンスターボールを投げたり、モンスターを倒したりしていた。 親からも何度も怒…

夢中になれる力を、努力と呼ぼう

「成功している人に努力をしていない人はいない。」という。 「努力は誰でも出来るものではなく、努力は才能である。」という。 「1万時間すれば、どんなものでも一流になれる。」という。 以前にも書いたかもしれないけれど、繰り返したり継続することが何…

2020立冬

冬ですな。雪が降り始めました。 今回のまとめとして思うことは、「信じる」ということの価値。 全てにおいて、信じるということがベースになっている。 価値にしてもそう、自分の生き方にしてもそう。 何かを信じていないと、行動することすら出来ない。 自…

自立と自律

子どもの教育に関わる仕事をしていると、 「子ども達の”じりつ”を促すために…」みたいなフレーズがよく出てくる。 恐らく大半の人は”自立”をイメージしていると思うのだけど、僕は”自律”もあると思っていて、似通った2つの”じりつ”がそこには混在していると…

前向きに死ぬ

『何のために生まれて 何をして生きるのか わからないまま終わる そんなのは嫌だ』 みなさんご存じ「アンパンマンのマーチ」の一節。 昔はこれを聴いて、「そうだよな、何となく時間を過ごして生きて、何となく死にたくないよな。」と胸を熱くしたものだった…

何かを信じる、己を信じる

この世は「信頼感」が全てだ。 「信頼感」という単語は「信用」だったり、「信じる事」だったり、それに類する言葉に置き換わってもいい。 『金が全て』という言葉もある意味”お金”という価値に大きな信頼を置いているからこそ、生じる言葉であろう。 もちろ…

ハイブリッド脳みそ

今年はコロナの影響でお給料が減ったので、農家さんのアルバイトに時々お世話になっている。 農家さんの仕事ってのは、まさにロボットに近い。素早く、効率的に、なるたけ数をこなす。 対して、僕の普段の仕事が「子ども達のやりたいことを応援すること」だ…

認めることが対話となる

断続的に外国人のボランティアさんが遊びに来てくれている。 彼はほとんど日本語が喋れなく、ほとんど英語が喋れない僕ともなんとなくでコミュニケーションを取っている。 しかし、そんな彼に子ども達はお構いなしでいつものように日本語で語りかけ、ある子…

雨と五感

僕はとてもとても雨という天候が好きでして、雨を見るのも、音を聴くのも、打たれるのも好きなわけです。 僕が普段過ごしている森のようちえんは池や川と言った水資源がないので、好き放題に水を使えるのが「雨」だけだったりする。 それが故に、ウチの子ど…

わかりやすい言葉の弊害

SNSが普及して、世界中の誰もが発信できるようになった、全人類総発信の時代が来ている。 その中で、自分の書いたものを受け取ってもらい、「いいね!」してもらって”承認欲求”を満たすために、それぞれが試行錯誤している。 僕が思うに、「いいね!」しても…

食わず嫌い

先日、一緒にご飯に行った人が、とてつもない野菜嫌いだった。 特にキュウリが嫌いらしく、例えばサラダにキュウリが入っていたら、キュウリを避けて食べればいいという話ではなく、キュウリのエキス的なものが染み出ているから、そのサラダは食べれないらし…

失敗は成功のもと

「失敗は成功のもと」と言うが、実際そんな体験をした人がどれだけいるだろうか? 僕たちは小学校という組織に属した時点から、少なくとも10年近くは点数に評価される「当たり前」の沼に浸かる。 点数は高ければ高いほどよく、低ければ低いほど悪い。 点数は…

奪っていい命

野外で遊んでいると、絶対と言っていいほど「草花を摘む」という場面が出てくる。 抜いた草を物に見立てておままごとをしたり、草かんむりを作ったり、手にすることでじっくりと観察したり。 しかし、大人達の心の中には抜いていい花と抜いてはいけない花が…

「できる」と見るか、「できない」と見るか

人間は完璧を求める。 下手したら、自分のことを完璧だと思い込んでいる。 個人的には、この地球の頂点に立っていると勘違いしているが故に生じている、優越感ではないかと考えている。 この完璧主義があるゆえに、人は短所の粗探しが得意だ。 加えて、完璧…

信頼感がこの世の全て

最近、信頼感についてよく考える。 きっかけはどうすれば子ども達とコミュニケーションをスムーズに取ることが出来るか?と考えたこと。 怒ったり、命令したり、支配的なアプローチはあまり生産性がなく、真に言葉を心に届けることが出来ない。 それよりも大…